今のホームページは古い?デメリットとリニューアルのタイミングを解説

ホームページの寿命は3〜5年と言われますが、「5年経ったから」と単純にリニューアルを決めるのは、疑問が残りますよね。リニューアルには当然、時間や費用などのリソースが必要になるため、それなりの根拠をもって進めていかなければなりません。
本記事では、今お持ちのホームページが果たして古いのか、判断するポイントとホームページが古いことによるデメリット、リニューアルにより得られるメリットを解説します。ホームページをリニューアルするべきかお悩みの方はぜひ、ご一読ください。
目次
ホームページが古いかを見極める5つのポイント
まずは、ホームページが古いのか、客観的に判断するためのポイントを5つ紹介します。自社サイトに当てはまるところがないか、確認していきましょう。
URLが「https」から始まっていない
自社サイトのURLが「https」ではなく、「http」から始まっていませんか?
ホームページのインターネット上の住所であるURLには、2つの通信規格があり、通信が暗号化されているサイトを示す「https」と、通信が暗号化されていないサイトを示す「http」があります。通信が暗号化されない「http」のサイトでは、ユーザーのデータが外部に傍受される可能性があるため、問い合わせや購入により個人情報の送信が行われるサイトでは、「https」にすること(SSL化)が求められています。
さらに、「http」のサイトではURLの部分に「保護されていません」「安全ではありません」といった警告が表示されるため、閲覧するユーザーに不安を与えます。セキュリティ対策がされていない会社なのだろうか、と信頼低下につながるため注意が必要です。
また、主要な検索エンジンであるGoogleは「https化」を推奨しており、セキュリティ対策がされているウェブサイトかどうかを検索順位における評価基準に組み込んでいます。「https」を使用しているからといって、大幅に順位が上がるというわけではありませんが、SEOの面から見ても必須の対応事項といえます。
スマホで表示したときに見づらい
冒頭でもお伝えしましたが、スマートフォンの普及により、モバイル画面での見やすさは必須の要素となっています。特に、スマートフォンでホームページを閲覧するユーザーの割合が大きい場合は、緊急性が高まります。
スマートフォンでサイトを表示したときに問題がないか、以下の点を確認してみるとよいでしょう。
- テキストは読みやすいか
- ボタンやリンクはタップしやすいか
- 画面のレイアウトは崩れていないか
- スクロールにおかしい挙動がないか
サイト内のリンクが整理されていない
サイト内の導線が整備されているかを確認しましょう。ホームページを制作してから時間が経つと、ビジネスの状況に合わせてページの追加・非表示やナビゲーションの変更など、様々な修正が行われていきます。そうすると、リンク先のページが非表示になっていてエラーページに遷移する、ページ数が増えて知りたい情報に辿り着けない、重要なページへの導線が分かりづらい、といった問題が生じている可能性があります。
自分では見慣れているホームページのため、使いづらさの判断ができない場合は、身近な方にホームページを見てもらうのもおすすめです。
また、ホームページのデータを閲覧できる場合は、ユーザーのサイト内行動を確認するのもサイト内の構造に問題がないかを確認する方法の一つです。GA4を導入しているサイトであれば、離脱率や直帰率が高くないか、を見るのがおすすめです。下記の記事にて、離脱率、直帰率の概要やGA4の確認方法を解説しています。
情報が更新されていない
自社サイトに掲載されている情報が最新のものであるかもチェックしましょう。企業の所在地やお問い合わせ先に変更があったにも関わらず反映されていない、最新のサービス・製品情報に更新できていない、ということはないでしょうか。
また、「お知らせ」や「事例」など自社で定期的に情報を発信するためのコンテンツが更新されず、古い日付のままになっていないかも確認してみてください。
ホームページの情報が更新されていない状態も、ユーザーにとってはマイナスの印象を与える可能性があるため、注意が必要です。
昔流行したデザインのまま
デザインのトレンドは日々変化しており、ユーザーは直感で「昔っぽいデザイン」「今どきのデザイン」と判断しています。ホームページが最先端のデザインである必要はなく、あくまでも閲覧者に「古い」と感じさせないことが重要です。
「古さ」は感覚的な要素が大きく明確な基準を示すことは難しいですが、競合他社のサイトと比較して見劣りする部分がないかをチェックしてみるのがおすすめです。ホームページのフォントや配色、レイアウト、画像など「古い」と感じる要素はないでしょうか。
また、昔制作したものだと、与えたい企業イメージと異なる、サービス・商品のコンセプトとマッチしない、といった現状との乖離が生じている可能性もあります。その場合も、リニューアルを検討すべきといえます。
古いホームページがもたらすデメリット
上述した「ホームページが古いかを見極める5つのポイント」のいずれかが当てはまっていた場合、ビジネスによくない影響を与えるサイトになってしまっているかもしれません。ホームページが古いことのデメリットを一言で表すなら「顧客獲得の機会損失につながっている」ということです。
どのような点で機会損失になってしまっているのかを3つ紹介します。
ユーザーが使いにくい
ホームページが古い場合、流入したユーザーが「使いにくい」と感じて離脱されやすくなります。せっかく訪問してもらったのに、サイトを十分に閲覧してもらえず離脱されてしまうのはもったいないですよね。
下記、古いサイトが「使いにくい」と感じさせる要因として考えられるものの例です。
- 視認性が悪い
- 知りたい情報にアクセスしづらい
- クリックやタップ、スクロールなどの操作がしづらい
- ページ読み込みに時間がかかる
レスポンシブデザインになっていない、サイトの導線が整理されていないなどが原因で起こる事象のため、ホームページのリニューアルにより解消することができます。
企業への信頼が得にくい
インターネットで情報を調べることが当たり前になっているため、ユーザーとの最初の接点がホームページになることもしばしば。そのため、ホームページは企業イメージを印象付ける重要な役割を担っています。しかし、サイトが古いと、以下のようなネガティブな印象を与えてしまう危険性があります。
- 情報のキャッチアップができていない
サービスや商品説明において、古い情報が掲載されていると、情報感度が低く、専門性の低い企業と判断されてしまうかもしれません。 - セキュリティ対策が十分でない
「http」のまま、のようにセキュリティ対策が施されていないサイトの場合、個人情報保護に対する意識が低い、ITリテラシーが低い、と不信感を抱かれる可能性があります。 - 技術対応が遅れている
前述したセキュリティ対策はもちろんのこと、操作性の悪さやページ表示速度の遅さなどから、現代の技術に対応できていない企業であると判断され、提供するサービスや商品にも遅れがあるのではないかと感じさせてしまう懸念があります。 - リソースが不足している
古いホームページのまま、デザインが刷新されていない状況から、ビジネスへの投資が滞っている印象を与えてしまうかもしれません。ホームページが更新できないほどリソースが不足しているのか、と経営やサービス・商品への警戒心が強くなります。
検索順位に悪影響が及ぶ
ホームページが古いままだと、検索順位にも悪い影響が出てしまう可能性があります。検索上位に表示されなければ、サイト流入は減少してしまいます。
検索順位に影響を与える基礎的な要素として、大きく以下の3点が挙げられます。
- 情報の鮮度
Googleは新鮮で質の高いページを評価して、検索上位に表示させています。そのため、サイトが更新されず、情報が古いままでは、検索順位の低下につながります。 - ユーザーの利便性
ユーザーがストレスなくサイトを閲覧できるかも、検索順位に影響します。例えば、ページの表示速度に問題がないか、モバイルデバイスへの対応がされているか、などがあります。 - 評価しやすい構造
検索順位を決定するにあたり、Googleがサイトを正しく読み込んで、評価してもらいやすくする構造にしておく必要があります。HTMLタグや内部リンク構造が最適化されているかなどの対応が求められます。
ホームページリニューアル4つのメリット
最後に、ホームページをリニューアルするメリットを4つ紹介します。古いサイトのデメリットを解消し、より良い成果を生むためのポイントを見ていきましょう。
ユーザビリティが向上する
古いホームページはユーザーが使いづらいと感じてしまい、求めるアクションまで繋がらない可能性があります。リニューアルにより、分かりやすく、使いやすいサイト設計を意識することで、ユーザーがストレスなくサイトを閲覧できるようになります。
以下のような点を意識して、リニューアルを進めましょう。
- ユーザーが直感的に操作できるデザイン
- 知りたい情報にスムーズに辿り着けるナビゲーション・内部リンク
- どのデバイスでも閲覧しやすい
- ページが遅延なく表示される
ブランドイメージが向上する
古いホームページでは、セキュリティ対策や情報鮮度などの観点から、信頼が得にくいデメリットがありました。ホームページをリニューアルすることで、不信感を与えないサイトにできるだけでなく、企業イメージを刷新でき、ブランドイメージの向上につなげやすくなります。
ただし、リニューアルの際に企業理念やサービスのコンセプトから、ユーザーに与えたいイメージをしっかり固めることが大切です。デザインのトレンドや最新技術を詰め込めば良いサイトになるわけではありません。与えたいブランドイメージに合わせて適切なデザインや技術を落とし込むことで、狙ったターゲットの反応が得やすくなります。
検索順位の改善によるアクセス数の増加
SEOを意識してホームページをリニューアルすることで、検索順位が改善され、サイトへのアクセス増が見込めます。
デメリットでも記載したとおり、コンテンツの質を高める、ユーザーの利便性を高める、検索エンジンフレンドリーな構造にするなどが基本的な要素になります。また、検索されやすいターゲットキーワードを設定し、それらを適切に配置するなどの対策を行うことも重要です。
SEOは継続的な対応が必要なため、リニューアルの段階では基盤となる基本的な対策を施すことを念頭に置くとよいでしょう。
コンバージョン率が向上する
古いホームページは、「顧客獲得の機会損失につながる」とお伝えしました。ホームページを戦略をもってリニューアルすることで、コンバージョン率が向上し、ビジネスの成果を高められます。
ブランドイメージを表現する適切なデザインと、ユーザーの行動心理も考慮したレイアウトを取り入れることで、問い合わせや資料請求などの成約へと繋がりやすくなります。ターゲット顧客の特性やニーズを理解し、それに合わせたCTA(Call To Action)を適切に配置することも大切です。
また、「リニューアルして終わり」ではなく、アクセス解析ツールを活用して、リニューアル前後のデータを比較・分析することも忘れてはいけません。さらなる改善点を見つけ出し、継続的に見直しをしていくことで、単なるサイト訪問者から見込み顧客、そして成約へとユーザーとの関係を構築できるホームページに育てていきましょう。
まとめ
ホームページのリニューアルは単なる外観の刷新ではなく、企業の成長戦略の一環として検討すべき要素です。今回ご紹介した5つのチェックポイントをもとに、自社サイトの現状を客観的に評価し、必要に応じてリニューアルを検討してみてください。
リニューアルを行う際は、見た目の新しさだけでなく、ユーザビリティの向上、ブランドイメージの刷新、SEOの強化、コンバージョン率の改善という4つのメリットを最大限に活かせるよう、戦略的に進めることが大切です。また、リニューアル後もユーザーの反応やデジタルトレンドの変化に合わせて改善を続けていきましょう。
